こんにちは、タカギケイジです。
今日は、世界中で蔓延しているコロナウイルスについて、シンガポールに住んでいる者として感じていることを書きます。
シンガポールではコロナウイルス対策として、サーキットブレイカーという施策を取っています。厳しい基準と罰則を伴う封じ込め政策です。文面上は、6月1日に終了します。
ですが、事実上サーキットブレイカーは延長されます。
どういうことか説明します。
6月1日で完全に終了!全ビジネス通常運転に戻しましょう!マスクなしで外出していいよ!ということではなく、、、
これ以降は、Phase1, 2, 3と段階を踏んで、少しずつ平常時に戻していきます。ということらしいです。普通に延長って言ってくれ笑
以下、政府のホームページより、カンタンなまとめを掲載します。







Phase1は、ほとんどサーキットブレイカーと変わりません。常夏の国にもかかわらず外出時はマスク着用必須ですし、小学生以上は学校も自宅学習のままです。
私も、少なくとも6月いっぱいまでは自宅勤務が決定しました(正直、このままでいいというのは、また別の話・・・笑)
Phase2では、レストランの営業が再開されます。これは大きい。もちろん、ソーシャルディスタンスは保たなければなりませんが、外で食事できるのは、解放感もひとしおでしょう。
飲食業界は、売上が平常時の10分の1以下になる店が続出。厳しい状況ですが、皆さんテイクアウェイ(お持ち帰り)や、デリバリーに参入して、運営を続けているとのことです。
Phase3では、いわゆるクラスターを避けるために、大人数での集まりは制限されるものの、映画館などの娯楽施設の営業も再開されます。
うーん長い。何が良くないかって、いつフェーズが切り替わるのか、平常時に戻れるのは何月何日なのかがざっくりしていて曖昧だということです。
2020年内に通常時に戻れるかどうか分からない。これはツラい。約1カ月で、Phase1からPhase2に移行するそうですが、Phase3移行までには数ヶ月かかります。
これは、日々の感染者数の減少、ないし連続して感染者数0が続くことが短縮のカギになってくるかと思うのですが・・・
シンガポールは東京23区より狭い国のくせして、毎日数百人単位で感染者が出ています。
こう書くと誤解を招きかねないので言及します。99%は市街地ではなく、出稼ぎ労働者が住むドミトリーがクラスターとなっているため、日本で誤報されているような大きな危険はありません。
ですが、数字としては増加の一途を辿っているので、サーキットブレイカー後も段階的にしか解除できていないことは事実です。
何にせよ、この長く暗いトンネルはまだまだ続きます。ですが、いつかは出口に必ずたどり着きます。
ひとりひとりが意識して予防に努め、日々の生活を送ることだ一番大事ではないでしょうか。
最近のコメント